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法定相続分が簡単にわかります~該当事例を探してください

『遺産について自分はどれだけ権利があるのだろう??』

故人が亡くなり戸籍の収集が無事終わって法定相続人が確定しました。ようやく具体的な相続手続きにはいれるようになりました。遺言がない場合には遺産分割協議(遺産についての話し合い)をして具体的に相続財産をどのように分けるのか決めることが一般的です。そこで話し合いの前提として必要となるのが「自分はどのくらい権利があるのだろうか?」つまり各相続人の法定相続分を把握することです。各相続人に遺産を分配する際には法定相続分に基づいて遺産分割協議をまとめていくことになります。

法定相続分は民法で規定されていますが、条文を読んで計算するのはなかなか難しいと思います。そこで基本的なパターンを図式化し、法定相続分及び収集する必要がある戸籍について記載いたします。実務経験上ほとんどの基本的相続関係をカバーできるものになります。パターンの中からご自身に該当するものを探していただければ『遺産についてどれだけ権利があるか』『どの戸籍が必要か』が簡単に分かります。

【目次】

1.法定相続分について "基礎知識"

2.相続関係パターン10の具体例

3.まとめ

1.法定相続分について "基礎知識"

民法第887条から誰が相続人となるか規定され、民法第900条からどれだけ相続分があるか規定されていますが、条文そのものは記載いたしません。条文をまとめて説明いたします。

◆法定相続分

法定相続分について表にまとめます。表を見ていただく前提として次の3点をまずご確認ください。

 

 

  • 1
    常に故人(被相続人)のお亡くなりになった日時を基準に考える。
    ※相続手続きをするのが数年後になってしまっている方もいると思います。相続開始はあくまで故人がお亡くなりになった時よりスタートいたします。相続手続きを完了する前に相続人がお亡くなりになった場合は、その方について新たな相続関係がスタートしたと考え相続分を考えていくことが必要となります。
  • 2

    配偶者は常に相続人となる。

  • 3

    同じ順位の相続人間での相続分は均等に。

  相続人(割合)

   相続人(割合)

  第一順位  

       子(2分の1)

          配偶者(2分の1)   
第二順位        直系尊属(3分の1)※両親や祖父母のことです           配偶者(3分の2)   
第三順位        兄弟姉妹(4分の1)           配偶者(4分の3)    

2.相続関係パターン10

相続関係パターンを図式化し相続分・必要戸籍について記載いたします。各パターンの中からご自身の相続関係に一致するものを探し当てはめてください。少し複雑で難しい相続関係も図式化していますが、ご自身に関係ない場合に、法定相続分を確認していただくうえでは見ていただく必要は一切ございません。

【図についての共通説明事項】

・法定相続分は被相続人の遺産についての割合となります。

・必要戸籍については共通するもの(例:被相続人の戸籍が妻、子の戸籍を兼ねる)は1通で構いません。

・特別受益や寄与分といった相続の特殊事情は考慮していません。

【パターン1】

法定相続人は妻A、子B

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、子Bの「現在戸籍」

 

【パターン2】

法定相続人は妻A、子B、子C

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、子B、子Cの「現在戸籍」

※子の相続分2分の1をB、Cで均等割。子が3人、4人と増えても考え方は以降同じです。『2分の1÷子の人数=子の法定相続分』

 

【パターン3】

法定相続人は子B、子C、子D

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻Aの「死亡記載の戸籍」

□子B、子C、子Dの「現在戸籍」

※妻が被相続人より先に亡くなっているため子3名のみが法定相続人となります。

【パターン4】

法定相続人は妻A、親X、親Y

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、親X、親Yの「現在戸籍」

※子(孫なし)が被相続人より先に亡くなっている場合も法定相続人は同様になります。子についての「出生から死亡までの戸籍等」はプラスで必要となります。

【パターン5】

法定相続人は妻A、兄弟E

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□親X、親Yの出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、兄弟Eの「現在戸籍」

※兄弟姉妹間の相続では収集する戸籍が多くなります。兄弟姉妹が複数名いる場合は4分の1を人数で均等に分けます。

【パターン6】

法定相続人は兄弟E、兄弟F

兄弟Fは父母の一方のみが同じである兄弟。

EとFの法定相続分は2:1となる。

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□親X、親Yの出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□兄弟E、兄弟Fの「現在戸籍」

※被相続人から見て前妻は無関係なので戸籍は一切必要なし。

【パターン7】

法定相続人は妻A、子B、子C

子Bは非嫡出子(婚姻関係にない男女間で生まれた)で認知されている。

平成25年の改正により子B、子Cの相続分は平等になったので注意が必要です。

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、子B、子Cの「現在戸籍」

※パターン2と結果同じになります。パターン6は未改正のため知識の混同に注意です。

【パターン8】相続人の1人が後で亡くなった場合

法定相続人は妻A、子B、子の嫁R、孫Z

被相続人が亡くなって子Cに一端確定した相続分が、子Cについての相続開始によりR、Zに相続されるケース。数次相続と呼ばれます。

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□子Cの出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、子B、子の嫁R、孫Zの「現在戸籍」

【パターン9】相続人の1人が先に亡くなっていた場合

法定相続人は妻A、子B、孫Z

子Cが被相続人より先に亡くなっているため、孫Zが代わりに法定相続人になります。代襲相続と呼ばれます。

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□子Cの出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、子B、孫Zの「現在戸籍」

【パターン10】相続人の1人が先に亡くなっていた場合(養子の子)

法定相続人は妻A、子B、孫Z

パターン9とほとんど同じ事例ですが、孫Zが代襲相続するかしないかの判断が必要となります。事例のように孫Zが子Cの養子縁組前後の子であれば代襲相続しますが、養子縁組前の子であれば代襲相続しません。

《必要戸籍》

□被相続人の出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□子Cの出生から死亡までの「戸籍・除籍・改製原戸籍」

□妻A、子B、孫Zの「現在戸籍」

3.まとめ

□法定相続分は民法に規定されている。

□相続分については、常に故人が亡くなった日時を基準に考える。

□事例の中からご自身に当てはまるものを探してご確認ください。

 

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